家族みんなが集まるリビングは、ものが一番集まりやすい場所です。それだけに散らかりやすく、知らぬ間にテレビ台がものだらけになっていたり、ソファの上がおもちゃだらけになっていたりしませんか?リビングの収納を工夫して、部屋をスッキリ広く見せましょう。今回は、リビングを視覚的に広く見せる収納アイデアと、リビング収納にぴったりなオープンラックの活用法をご紹介します。
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リビングを広く見せるにはどうすれば良い?
扉を開けてリビングに入った時、まず自然に目がいくのは対面する窓や壁の部分です。その部分に背の高い家具を持ってくると、圧迫感があり部屋は狭く見えます。そのため、背の高い家具は入り口から見て手前側に配置するのが良いでしょう。
また、家具はなるべくまとめて配置し、何もないスペースを作りましょう。“何もないスペース”は、リビングを行き来する人の動線になります。動線に障害物を置かずゆとりをもたせることが、部屋全体を広く見せるポイントです。
開放感を生むには色使いも大切です。広く見せるなら白をベースにしましょう。真っ白ではなく、くすんだ白やベージュ、薄いグレーがおすすめです。
ポイントカラーを選ぶ際は、赤より青の方が広く感じられます。また、天井から床に向かってだんだん色を濃くしていくと、天井がより高く見えます。
リビングのスッキリ収納アイデア
リビングを広く見せる配置や色使いができたら、今度はものを整理整頓してスッキリさせましょう。ここでリビングが散らからないようにするための、簡単な収納アイデアをご紹介します。
放置しがちなものの定位置を作る
リビングにいつも放置されているものは何ですか?散らかっている時に一度見渡してみると、恐らく毎回同じものが置きっぱなしになっているでしょう。まずはそれらの定位置を作ってあげましょう。
もしすでに定位置があるのに放置されている確率が高いなら、定位置の場所が適切でない場合があります。使う人がもっとも出し入れしやすい場所に定位置を作ることで、リビングがきれいな状態を保ちやすくなります。
リビングに家族それぞれの「何でも入れ」を用意するのもおすすめです。チェストの引出しでも良いですし、バスケットなどでも良いでしょう。定位置に戻す前の一時的な救済場所があると便利です。
カウンター下のデッドスペースにラックを配置
リビングにカウンターがある場合は、その下のデッドスペースを収納として活用してはいかがでしょうか。カーテンで目隠しをしてラックを配置すれば、ごちゃごちゃしがちな細かいものの収納に最適です。収納が足りない時はデッドスペースを活用し、隙間ラックなどを使ってものの定位置を作っていきましょう。
リビングはオープンラック収納がおすすめ
リビングを広く見せたいけれど、収納家具を置きたいという時には、オープンラックがおすすめです。
オープンラックは背板がないので、開放感があります。表裏のどちらからも出し入れできて、壁際に置かなくても良いため配置しやすいのです。
リビングとダイニングの仕切りとして置けば、圧迫感なく収納スペースを増やすことができます。
スチールラックなどの棚板がメッシュ仕様のラックは、特に開放感があります。風通しを妨げることもないので、エアコンを付けておくことが多いリビングの収納に最適です。
おわりに
人が多く集まるリビングを広く見せるには、家具の高さと色の選び方がポイントです。そして、無理なく片付けられる定位置を設定することで、長くきれいな状態を保てるようになります。もしも収納家具が足りないなら、開放感のあるオープンラックをチェックしてみてくださいね。