掃除・炊事・育児と日々さまざまな家事に追われるなか、少しでも家事の時短にチャレンジしてみたいという方は多いのではないでしょうか。
毎日山のように積み上がる「洗濯物」に割く時間も、できれば少なくしたいところ。今回は、スチールラックを活用することで「洗濯物をたたまない時短収納」を叶える方法をご紹介します。
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洗濯物の収納は時短できる?
洗濯には「洗う・干す・たたむ・しまう」という4つの工程があります。ここでは多くの方が面倒だと感じる「たたむ・しまう」に注目します。
夕方以降の慌ただしい時間帯に、腰を落ち着けて洗濯物をたたむ……というのは、意外と大変な仕事です。その後には、それぞれの収納場所に洗濯物を運び、キレイにしまうという仕事も待っています。これら2つの作業が面倒で、つい洗濯物の山を作ったり、干しっぱなしにしてしまうことがあるかもしれません。
そこで、思い切って洗濯物をたたむのを止めてみてはいかがでしょうか?洗った洗濯物はたたまずに、ハンガーにつり下げておきます。乾いたらそのままハンガーラック等に掛けておき、着る時はそこから取る、の繰り返しです。そうすれば、洗濯物の収納時間は短縮できます。
たたまない収納のメリット
洗濯物をたたむのを止めれば時短になるのはもちろん、他にもたくさんのメリットがうまれます。
シワになりづらい
ハンガーに掛けたままにしておくので、たたみジワがつきません。服によっては、着る前にアイロンをかける手間も省けます。特に襟付きのシャツ類は、せっかくアイロンをかけてもたたむと折り目が付くので、ハンガーでの保管が適しています。
ただし、詰めこんだ状態で掛けておくとシワができることがあります。ラックに掛ける際は、なるべくゆったりと掛けておきましょう。
服を選びやすい
普段着る服をすべてハンガーラックに掛けておくと、トップスもボトムスも一目瞭然!たたんでしまっている時に比べ、服を選びやすくなります。
洗濯物を収納する時間が短縮されるだけでなく、毎朝のコーディネートも楽になるのがポイントです。近くに姿見を置いておくとなお効率的ですね。
服を管理しやすい
ハンガーラック収納は、服の管理もしやすくなります。日々手持ちの服をバランスよく着るように心がければ、ホコリを防げていつも清潔に保てます。逆に着ない服はずっとハンガーに掛かったままになるため、処分のきっかけにもなるでしょう。
何より、お気に入りの服ばかりが並んだハンガーラックは、とても気持ちの良いものです。
スチールラックで洗濯物を時短収納しよう!
ハンガーラックにはさまざまなタイプがありますが、ここではシンプルなスチールラックを使用した方法をご紹介します。
スチールラックで収納力アップ
スチールラックは、洋服を掛けるためのバーを付けられるタイプであれば、洗濯物の収納およびワードローブとして活用できます。
ポイントは、棚板を取り付けることで、収納スペースを上下に分けられることです。上段はハンガーラックとして使い、下段には収納ボックスや衣装ケースを置けるため、収納力をアップできます。収納場所をまとめることでムダな動作がなくなり、時短収納につながります!
下着や靴下はたたまずに収納ボックスへ
スチールラックの下段に収納ボックスやバスケットを置き、そこを下着や靴下などを入れるスペースにしてはいかがでしょう。
洗濯して乾いたら、服はハンガーのまま上段に掛け、下着は下段のケースにたたまずにしまいます。もう一つ別にカゴを用意しておき、下着とパジャマ、タオルをセットにして入れておくと、夜、サッとお風呂の準備ができるのでおすすめです。
おわりに
「洗濯物=たたむ」という常識をいったんやめてみると、洗濯にかける時間はグッと短縮されます。洗濯物を干す場所と、ハンガーラックを置く場所を近くにするとより時短できます。省ける家事の手間はできる限り省いて、大切な時間を有効に使えたら良いですね。