スマホで気軽に写真が撮れるようになった今だからこそ、写真をプリントアウトして残したいと思う方は多いかもしれません。とはいえ、お気に入りの写真を全部プリントするのは大変ですし、キレイに整理できていないと劣化が早まってしまいます。
今回は、プリントしたたくさんの写真を整理し、かつキレイに保存する方法をご紹介します。
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写真整理・収納のポイントは?
印刷した写真を美しく保存するためには、実はただアルバムに入れるだけではなく、劣化を防ぐ工夫が大切です。写真は湿気や紫外線が大の苦手。それらは色あせだけでなく、カビやシミの原因にもなります。
写真収納は、湿気を防ぐ風通しの良さと、紫外線をカットできることが大切です。紫外線は外からだけでなく、厳密には家の中の蛍光灯やテレビからも発されています。なるべくそれらから守れるような収納を心掛けましょう。
とはいえ、大量にある写真すべてに手間暇をかけていられないということもあるでしょう。まずは、データのまま保存する写真・プリントしたい写真とメリハリを付けて分類することをおすすめします。
写真の整理方法
プリントアウトした写真を仕分け、整理して収納する方法ですが、おすすめは「印刷したら一時的に入れておくポケットアルバム」と「保存用のしっかりしたアルバム」に分けること。
とりあえず入れておくアルバムがあれば、写真にホコリがかぶることなく一時保存できます。時間のある時に、保存用のアルバムを作成すれば良いでしょう。
保護フィルム付きのアルバムを選ぶ
保存用には、手軽なポケットタイプのアルバムよりも、空気に触れないようなぴっちりした保護フィルムが付いたアルバムが適しています。写真の劣化を防ぎ、長持ちさせやすいためです。
また、紫外線をカットするためには、厚めの表紙を使ったアルバムを選ぶと良いでしょう。
思い出の写真はフォトブックにする
1枚1枚プリントしてアルバムにするのも良いですが、まとめてフォトブックにするのも素敵です。例えば、「結婚式」「夏の思い出」や「幼稚園の3年間」など、一定の期間の思い出を一冊のフォトブックにすると、きちんとした形に収まるので保存も楽になります。有名写真店やアプリを通して注文することができます。
古い写真はデータ化する
昔のフィルム写真は、色あせて手遅れになる前にデータ化しておくと安心です。ネガか、印刷した写真からデータ化できます。写真店などの専門家に頼むと確実ですが、印刷した写真なら専用のスキャナーやアプリなどを利用して、データに取り込むことが可能です。
フォトアルバム、フォトブックはスチールラック収納がおすすめ
写真をフォトアルバムやフォトブック、データなどに仕分けし整理したら、今度は最適な収納場所に保存しましょう。
フォトアルバムやフォトブックは、湿気の少ない部屋に収納します。リビングなどのいつも人が出入りする場所にスチールラックを設置し、アルバムコーナーを設けてはいかがでしょうか。
スチールラックはワイヤー素材で風通しが良いため、湿気によるアルバムの劣化を予防します。しかし日焼けや紫外線によるダメージが心配なので、直射日光の当たる窓の近くは避けて収納しましょう。
時々アルバムを見返して、新しい風を通すことで写真を長持ちさせることができます。
また、収納力の高いスチールラックであれば、写真と一緒にカメラやデータ用ディスクなどの関連アイテムをまとめて収納しておくことができます。
おわりに
写真は枚数の整理だけでも大変ですが、キレイに保存するにはさまざまな注意点があることが分かりました。せっかくプリントアウトした写真は、湿気や紫外線から守ってキレイに管理したいですね。
フォトアルバムは、時々開いて風通しをよくすることが、劣化を防ぐ方法のひとつです。押入れの奥などにしまわず、スチールラックなどのオープン収納にまとめて、手に取りやすい状態にしておくことをおすすめします。