こんにちは、ルミナスクラブです。
今から12年前の3月11日の出来事を、みなさん覚えていますか。そうです。多くの被害を出した東日本大震災があった日です。日本は地震を含めた災害が多い国なので、この機会に改めて『防災』について考えていけたらと思っています。
当店は家具・インテリアのショップなので、防災用品を扱っているわけではありません。ただ、私たちが取り扱っている商品を通して、防災について考えられる点もあると思うので、多くの被害を出した「3.11」を前に、このコラムを配信させていただきます。
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防災のためには“準備”が大切
意識はしていても、「いつ来るかがわからない」のが自然災害です。だからこそ、日ごろから“準備”をしておくことで、何かあったときに少しでも安心・安全につながると思います。まずは、その準備として必要なコト・モノを考えてみました。
<必要なコト>
・避難所の確認
多くの地域で災害が発生したときに避難をする場所として指定されている施設などがあります。多くの場合は、近隣の学校などが指定されていますが、公園や緑地などが指定されている場合もあります。まずは、何かあった時にどこに行けばいいのか、そういった情報を知っておくことが大切です。
また、常に家にいるわけではないので、職場の周りなど普段の生活圏内においても少し調べてみてもいいかもしれません。
・待ち合わせ場所、連絡手段の確認
状況によっては、災害時に一緒に住んでいる家族とバラバラになるケースがあります。そういったときのために、待ち合わせ場所を決めておくことも必要になります。そのほかにも、災害用伝言ダイヤルや携帯キャリアの災害用の伝言サービスなどを活用してもいいかもしれません。必要に応じて、ご家族とも話し合って最適な連絡手段を検討してみると良いと思います。
<必要なモノ>
モノの準備については、大きくは2種類があると思います。それが、防災グッズと食料です。大きな災害が発生した際には、電気やガス、水道など日ごろ当たり前のように使っているライフラインが停止してしまう可能性があります。そういった時に最低限の生活ができるような準備が必要になります。
また、状況によっては自宅ではなく避難所に移動しないといけないケースもあるので「持ち出し用」と「自宅での避難用」でわけて考えてもいいかもしれません。数えだすとキリがないのですが、準備するモノとしていくつかピックアップしたので、参考にしてみてください。
防災グッズ:持ち出し用
- ・歯ブラシ、ウェットティッシュなどの衛生用品
- ・医薬品、常備薬
- ・免許書、財布などの貴重品や身分証明書
- ・懐中電灯やロウソクなどの照明器具
- ・ラジオなどの情報収集ツール
- ・電池、スマートフォンのモバイルバッテリー
<防災グッズ:自宅避難用>
- ・寝袋や毛布などの寝具
- ・カセットコンロ、紙皿などの調理用品
- ・簡易トイレ、トイレットペーパー
- ・上記を入れることができるバッグ
あくまで一例ですが、家族がいる場合の人数分と考えると、それなりの量になると思います。また、食料に関しては、水が一番必要になりますが、飲料水だけでなくトイレやお風呂などで使う生活用水も多少は準備して置いたほうがいいと思います。お風呂で使った水などをからのペットボトルに保管して置くだけでもよいので準備があると安心です。
なお、防災グッズや防災用の長期保存が可能な食料は、必要な分をまとめたセットなどもあるので探してみてください。特に防災グッズは持ち出し用としてリュックなどにまとめておくと両手も空いて便利だと思います。
意外と重要な防災グッズを収納する場所
紹介した防災グッズや食料を準備した場合、どれくらいの量になりそうですか?それなりの量になると思いますし、水などのストックがある場合、重さ(重量)についても考えなければいけません。
また、何かあった時に「すぐに取り出せる」ことも非常に大切で、取り出しにくい押し入れの奥に片付けてしまうと取り出す際に大変です。普段目につかない場所にしまっておいた防災用の食料が「いつの間にか賞味期限が切れていた」なんて経験をした方も多いのではないでしょうか。
すぐ取り出せる、収納した物がよく見えるスチールラックがオススメ
こうした防災用品や食料を収納する際、実はスチールラックは最適な収納家具であることを知っていましたか?その利便性についてご説明します。
まずは、オープンタイプの収納であることです。扉付きの収納と違い、全方位から取り出せる、片付けられるので何かあったときに非常に便利です。パッと見て何があるかもわかるので、防災用品のチェックも簡単にできます。
また、サイズ(高さ)を選べば押し入れなどの備え付けの収納スペースの中に設置することもできるので、有効に収納スペースを活用することもできます。仮に押し入れなどの奥にしまいたい場合、キャスター付きのスチールラックにすれば、取り出すのも楽々です。
次のメリットは耐荷重です。ルミナスのレギュラーシリーズの棚にはなんと250kgの荷重性能があるため、水や缶詰などの重たい食料などを載せても問題ありません。ほかシリーズも耐荷重性能が高い製品が多いので、備えておきたいストックの量に合わせて選んでみてください。
家具自体が地震で倒れないようにすることも大切
ここまでは災害用に準備するモノ・収納についてご紹介しましたが、地震などの災害時に家の中にある家具にも危険があります。ニュースなどで「倒れた家具に下敷きになって」といった話を聞いたことありませんか?
ルミナスのスチールラックには、『テンションラック』と言われる天井突っ張り式のラックや専用のパーツがあります。家具自体を床と天井でしっかり固定し、何かあった際の転倒防止になるため、収納力だけでなく災害時の安心につながります。
収納力やデザイン性だけでなく、そういった安全性という視点でも改めて家の中の家具を見直してもいいかもしれません。
ルミナスのスチールラックをお持ちであれば、互換性のあるパーツを取り付けるだけでテンションラックにカスタムすることも可能なので、すでにご愛用されている方もこの機会にパーツの確認をしてみてはいかがでしょうか。
さいごに
ルミナスのスチールラックは、できるだけ永くご使用いただけることを心がけ、耐荷重だけでなく防サビ性などについても拘りを持って開発をしています。
昨今、地震だけでなく夏場の水害などもあるので、より頑丈で長く使える家具選びを意識してみてはいかがでしょうか。
私たちルミナスクラブも改めて12年前の出来事を忘れずに、この環境にあった製品を作り続けられることを意識していきたいと思います。