スチールラックは、「シンプルで頑丈」な収納アイテム。パーツの組み合わせ次第でどんな用途にも対応できる、拡張性の高さが魅力です。棚板や支柱といった基本のパーツがあればラックは完成しますが、ニーズに合わせてさまざまな補助パーツを利用することもできます。
今回は、スチールラックの利便性をさらに高められる「プラス1」パーツを詳しくご紹介します。
クリックできる目次
- ラックをイメチェンしつつ、使い勝手を向上できる便利アイテム
- 棚板補強とイメチェンを同時にかなえる「リバーシブルウッドシート」
- スチールラックをナチュラルテイストに!「コルクシート」
- ラックを動かしたいときのお助けアイテム
- ラックを楽に移動できて、掃除や模様替えも手軽にできる「キャスター」
- ラックを移動棚に!オフィスの収納に奥行きをプラスする「スライドレール」
- ラックの収納力をアップできる簡単アイテム
- ラックを取り外しせずに設置できる「簡単後付棚」
- スペースを有効活用できるお役立ちアイテム
- 3辺を固定し、より頑丈に!デスクスタイルにも便利な「コの字バー」
- ラックの用途をさらに拡大できる補強パーツ「ワイヤーバー」
- 万一に備えて!ラックの転倒を防止する安心アイテム
- 転倒防止対策にぴったりの「突っ張り(テンション)ポール」
- おわりに
ラックをイメチェンしつつ、使い勝手を向上できる便利アイテム
スチールラックの棚板にシートを置くと、ワイヤーの隙間から小物が落ちてしまうのを防ぐことができます。また、簡単にインテリアの雰囲気を変えることも可能です。
棚板補強とイメチェンを同時にかなえる「リバーシブルウッドシート」
木目調のMDF板にコーティングを施した「リバーシブルウッドシート」。MDF板の特徴は、均質で安定した材質でできており、丈夫なことです。
ワイヤーの隙間からものが落下するのを防ぐ上、オーディオ機器のように重量があるものを安定した場所に収納したい場合にも、補強用として活躍してくれます。
また、おしゃれな木目柄はシンプルなスチールラックをスタイリッシュに彩ってくれますし、ナチュラルとダークブラウンの2色でリバーシブルのため、部屋をイメチェンしたいときに便利に活用できます。
スチールラックをナチュラルテイストに!「コルクシート」
より温かみをプラスしたいなら「コルクシート」がおすすめ。
「スチールラックはシンプルな材質のため、ナチュラルテイストなインテリアに合わせることは難しい」と思っていた方も、コルクシートでイメチェンすれば手軽にぬくもりある印象の収納をつくることができます。
コルクには衝撃音や生活音を和らげる働きがあるため、ラックに固いものを置いて出し入れする機会が多い方にもおすすめです。
ラックを動かしたいときのお助けアイテム
スチールラックは丈夫で耐久性が高いため、重いものを置いても不安が少ない点が魅力です。しかし、重い家電や書類などを置くと今度は移動させるのが難しくなります。またオフィス収納として使用する際、スペースが限られてしまい収納しきれないことがあるかもしれません。そんなときに、「プラス1」したい便利なアイテムがあります。
ラックを楽に移動できて、掃除や模様替えも手軽にできる「キャスター」
「キャスター」は、ラックを移動させたいときに活躍するアイテムです。キャスターを取り付けることにより、重くなってしまったラックも手軽に可動できます。大掃除や模様替えをしたいときに、労力や手間を省くことができますよ。
従来のナイロン製キャスターのほか、よりスムーズに動かせて床の傷や騒音の心配も減らせるゴム製キャスターも選べます。
どのキャスターにもストッパーが付いていますから、動かす必要がないときはストッパーでしっかり固定できるので安心です。
ラックを移動棚に!オフィスの収納に奥行きをプラスする「スライドレール」
オフィス収納のスペースに関する悩みを解決できるのが、「スライドレール」です。
設置したラックをレールと台車で移動できるようにし、従来の収納スペースを実質5割増しにすることができます。台車を取り付けたラックはレールの上で負荷をかけずにスライドできるため、女性1人でも簡単にラックを動かして荷物を出し入れすることが可能です。
基本サイズのスライドレールのほか、長さを自由に変えられる延長レールもあり、空間に合わせてラックの移動スペースをつくることができます。
また、一見大がかりな取り付け作業が必要に思えますが、レールを設置する際の工事は不要。スライドレールは、少ない手間でオフィス収納を効率化できる便利なアイテムです。
ラックの収納力をアップできる簡単アイテム
いまあるスチールラックに、もっと収納量を増やしたいと感じることはありませんか。スチールラックを解体しなくても、組み立ててある状態のものに棚板を追加できる「プラス1」アイテムがあります。
ラックを取り外しせずに設置できる「簡単後付棚」
「簡単後付棚」があれば、解体せずに差し込むだけでスチールラックの中間に棚板を増やすことができます。
棚板の取り付けには専用スリーブを使用し、耐久性にも配慮されているため安心。オフィスや自宅で収納したいものが増えたときに、面倒な作業をすることなくスチールラックの収納力を上げることができます。
スペースを有効活用できるお役立ちアイテム
スチールラックの支柱の間に取り付けられるパーツは、棚板やハンガーポールだけではありません。取り付けることで収納スペースを確保できるほか、ラックの補強としても活躍する「プラス1」パーツがあります。
3辺を固定し、より頑丈に!デスクスタイルにも便利な「コの字バー」
「コの字バー」でラックの手前部分以外の3辺を固定すれば、支柱を補強でき、ラックを作業台やデスクとして使用する場合にも安定します。
また、ラック下部に棚板の代わりとして「コの字バー」をプラスすると、棚板にはのせないゴミ箱やキャリーケースなどのアイテムを床置きで収納できるのです。
オフィス収納で使用する場合には、掃除用具などすぐに取り出したいものをしまう場所として役立ちます。
ラックの用途をさらに拡大できる補強パーツ「ワイヤーバー」
「ワイヤーバー」は、2辺を固定するシンプルな補強パーツ。足元のスペースに活用できますし、3本取り付けた場合は「コの字バー」としても使用できます。
さらには、ワイヤーバーを取り付けてフックやカゴを掛けると、ラックの側面を便利なもの掛け用スペースにすることができます。また、側面や背面に取り付けることで、棚に置いた荷物の落下を防止することも可能です。
万一に備えて!ラックの転倒を防止する安心アイテム
災害にあった場合、振動や衝撃によっては家具の転倒などが考えられます。収納しているものが落ちてきたり、ラックが倒れたりした場合などはけがをしてしまう可能性があるため、日頃から転倒を防止できると安心です。
転倒防止対策にぴったりの「突っ張り(テンション)ポール」
どんなに頑丈なスチールラックでも、大地震などが発生することを想定した場合、転倒やものの落下が心配になるもの。そこで地震対策として加えたいのが「突っ張り(テンション)ポール」です。
背の高いラックの上部に取り付けて天井と固定させるため、揺れが発生してもラックを倒れにくくできます。スチールラック専用のアイテムのため、市販の突っ張りポールや転倒防止グッズとは異なり、ラックの一部のような統一感があります。見た目がスッキリとしているので、部屋のインテリアの雰囲気を壊す心配もありません。
また、追加した突っ張りポールの部分にも棚板を取り付けられるため、収納力のアップにも役立ちます。
おわりに
今回は、スチールラックをさらに便利に活用できる「プラス1」パーツをご紹介しました。オフィスや自宅の部屋の収納状況に応じて、今すぐ取り入れたいパーツもあるのではないでしょうか。
収納の悩みを抱えていても、新たな収納アイテムを買わずに、スチールラックにパーツ1つを追加することで解決できる可能性があります。また、新しくスチールラックを購入しようと考えている方も、今回ご紹介したパーツを加えることでさらに便利で快適な収納スペースを実現できるかもしれません。
ぜひ、「プラス1」パーツの活用も検討してみてはいかがでしょうか。