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スチールラック活用

オフィスでも地震対策を!オフィス家具の転倒や落下を防止するポイント

皆さんのオフィスでは、地震対策がなされているでしょうか。
東京消防庁の調べ(平成23年)によれば、2011年の東日本大震災では、東京都内の20%の職場でオフィス家具や家電製品などの転倒・落下・移動が発生し、特に高層階での発生件数が多かったといわれています。
オフィス家具の転倒・落下・移動防止対策は、地震が発生した際の社員やお客様のケガを防止することはもちろん、大切な書類やデータなどの経営資源を守り、事業を継続させていく上でも重要です。

今回は、地震発生時のオフィス家具の転倒や落下を防止する対策など、オフィスの地震対策をご紹介します。

オフィスで実施すべき地震対策

まず、地震の発生に備えて、前もって実施すべき対策をまとめました。ここに挙げていないものでも、業種や建物、あるいはハザードマップが示す警戒度によって、想定できうる被害を最小限に抑えるために、社内で対策を練ることが重要です。そのためには、オフィス全体で、日頃から防災の意識を高めておきましょう。

防災マニュアルの作成

防災のルールを定め、マニュアル化して社員やメンバー全員に周知します。マニュアルには、災害発生時の役割分担や緊急連絡網、避難所や帰宅困難者の対応、情報収集の方法などを記し、常に情報は更新しておきます。
行動の基準があれば、いざという時の混乱が抑えられ、従業員や事業を守りやすくなります。毎年防災の日に、最新版を紙やデータで配布するのも良いでしょう。

防災訓練の実施

防災訓練は毎年必ず実施しなければなりません。事業所の規模により回数は異なりますが、消防法によって消防訓練の実施が義務付けられています。初期消火や応急手当の方法を学び、避難経路や備蓄の確認などを行います。日頃から従業員の防災教育に力をいれておくことも大切です。
近隣の企業や住民とも連携して訓練を充実させておけば、地域を守ることにも繋がります。

防災用品の備蓄

東京都帰宅困難者対策条例には、災害が起きた直後の一斉帰宅を抑制するために、施設内の安全を確保した後、従業員を事業所に留まらせるようにと記されています。その際に必要な備蓄の目安が、1人あたり3日分の水と食料とされています。これを目安として、防災用品の備蓄を準備しておきましょう。それに加え、従業員それぞれの机の下に、靴やヘルメットを常備しておけると安心です。

データのバックアップ

災害後の事業再開のためにも、パソコンやデータはできる限り守りたいものです。パソコンは粘着マットや固定ベルトで机と連結させ、転倒防止策を施します。重要なデータはパソコン内や社内だけでなく、遠隔地のサーバーやクラウドなどにバックアップを取っておくのが有効です。

オフィス家具の地震対策

従業員や来客を守り、災害後に事業を継続させるためにも、オフィス家具の転倒防止等の地震対策は必須です。この後の章で、オフィス家具の地震対策のポイントを詳しく解説していきます。

【オフィス家具の地震対策ポイント1】レイアウト

オフィス家具を、機能性や利便性だけを重視して配置していないでしょうか?オフィス家具については、下記のポイントに注意して安全な場所に設置するようにしましょう。

背の高い家具は日常使用しているデスク周辺に置かない

背の高いキャビネットなどの家具は、日常的に人がいる近辺には置かないことが大切です。
特に、壁に沿わせず、デスク周りを囲うように背の高い家具を置くことは大変危険です。従業員が転倒した家具の下敷きになったり、棚の中身が降りかかってきたりして怪我をする恐れがあります。

仕切りや壁代わりとしてオフィス家具を使用しない

背の高いキャビネットやオープンラックなどを、オフィス内の仕切りや壁代わりに使用しないようにしましょう。インテリアの観点から見れば、間仕切りとして家具を使用することは、空間の活用にとても有効です。しかし防災の観点からみると、壁に沿わせない配置は安定性が低下して、より危険です。
やむを得ず仕切りや壁代わりに使用する場合は、複数の家具同士を連結させて配置しましょう。

避難経路のスペースを取った上で、オフィス家具の配置を考える

転倒した家具は、災害発生時に人の逃げ場を防ぎかねません。避難経路を塞ぐような配置は避けるようにします。特に、背も高く大きなオフィス家具は、転倒すると怪我の面でも避難の面でも危険です。避難経路から離れた場所に配置するか、どうしても不可能な場合はしっかりと固定しましょう。

収納家具を高所に設置する場合、落下の被害が少ない場所に設置

壁掛けの棚など、高い場所に収納家具を設置する場合があると思います。その場合は、万一揺れなどで落下しても、怪我などの被害が少ない場所に設置します。
デスク周辺は、従業員が怪我を負う恐れがあるため避けましょう。窓の側も、家具が窓を破って外に飛び出す恐れがあるので避けます。また、高い場所の収納には、重たいものを置かないようにしましょう。

オフィス家具の配置を考える際、効率性や機能重視の配置を優先しがちですが、上記の通り地震発生時の身の安全も考慮したレイアウトを考える必要があります。

【オフィス家具の地震対策ポイント2】オフィス家具の固定

家具の転倒や落下を防止する対策として、オフィス家具を固定することを考える必要があります。特に、大型のオフィス家具の場合は壁面に沿って設置すると同時に、天井・床・壁などにしっかりと固定することが効果的な転倒・落下・移動防止方法です。
オフィス家具を固定する方法は下記の通りです。

つっぱりポールを使用して天井に固定する

背の高いキャビネットや本棚などのオフィス家具は、つっぱりポールなどを用いて天井に固定するのが転倒防止に有効です。
ただし、オフィス家具の天面(上部)と天井との間隔が広い場合は、転倒防止効果が薄れます。あまり背の高くないオフィス家具の場合は、他の固定方法を検討しましょう。

金具やボルトを使用して床面や壁面に固定する

天井への固定が難しい場合には、床面や壁面の鉄骨やコンクリートに固定します。その際には、壁固定金具(L字金具、ボルト等)でしっかり固定するのが有効です。ボルトを打てない冷蔵庫などには、転倒防止用のベルトを取り付けて壁に固定します。

上下二段式の家具は上下を連結して固定する

上下二段式のキャビネットなどは、上下をI字金具等で連結させ、上のキャビネットが落下しないように固定させます。その上で、壁ともL字金具で繋いでしっかりと固定させます。

左右や後ろにある家具と相互に連結する

前の章で、背の高い家具を壁に沿わせないで間仕切りとして配置するのは危険と書きましたが、どうしても必要な場合は、背合わせの状態で固定して使うと安定性が増します。背合わせの他にも、L字やT字に家具を配置してそれぞれを固定する方法も有効です。家具を単独で配置するよりは、連結した上で壁や床と固定するほうが、より転倒しにくくなります。

【オフィス家具の地震対策ポイント3】オフィス家具の使い方

地震時の被害を最小限に抑えるためには、オフィス家具の使い方やものを置く位置の見直しも行うことをおすすめします。

オフィス家具の上部にものを置かない

キャビネットなどの上部(天板の上)に、物を置かないようにしましょう。閲覧機会の少ない資料を入れた段ボールなどを置いてしまいがちですが、家具の上に置かれたものは地震発生時に思わぬ方向へ飛んでいく恐れがあります。大変危険ですので、オフィス家具の上にはものを置かないように注意してください。
とは言え、重たい段ボールなどを通路に直置きしておくのもNGです。避難時に人がつまずいて転倒することがありますので、置き場のない段ボールやコンテナなどは、ラックなどで専用の置き場所をつくるのが得策です。

使用頻度が低い引き出しや扉は施錠する

収納物が飛散するのを防止するためには、ラッチ付きの家具やストッパーを使用するのが有効ですが、使用頻度が低い引き出しや扉は施錠しておくのが一番です。
特に、重要な避難経路の前にあるキャビネットなどは、施錠してあれば飛散を心配せずに済むため安心です。

ガラス戸には飛散防止用フィルムを貼る

家具のガラス扉には、ガラス飛散防止用のフィルムを貼ります。これは家具だけでなく、窓にも言えることです。全ての窓が難しければ、デスク近くの窓には貼っておくと安心です。地震だけでなく、台風や竜巻などでも窓ガラスが割れることがありますので、割れた時に被害が出そうな窓には対策をしておきましょう。

重い収納物は下部に入れる

重たい収納物はキャビネットやラックの下の段にしまい、重心を下げて揺れに対する家具の安定性をアップさせましょう。家具を揺れにくくすること以外にも、揺れによって重たいものが人の上に振ってくる危険を防ぐこともできます。

【オフィス家具の地震対策ポイント4】スチールラックにはパーツを追加して安全性アップ

書類を始めとしたオフィスのあらゆるものを効率良く収納できるスチールラックは、安価で頑丈なだけではなく、転倒を防ぐ豊富なパーツもそろっています。このようなパーツを追加することで、転倒・落下・移動防止対策を万全にすることができます。
スチールラックは女性1人でも組み立てが可能ですし、天井への固定も簡単。家具の転倒や落下を効果的に予防できるアイテムといえるでしょう。

ラックの転倒防止に役立つパーツ

ラックの地震対策として最も大切なのは、やはりラックの転倒を防止することです。ラックが倒れた場合、直接ぶつかって怪我をするほか、避難経路をふさいだり収納物が落下したりといった被害が出る恐れがあります。以下でご紹介するパーツなどを活用して、転倒防止対策を万全にしましょう。

天井に固定できるつっぱりポール

収納ラックに突っ張り専用のポールをセットすれば安定性が大幅に向上します。揺れを防ぐための突っ張り専用のポールは、スチールラックと天井との間にテンションを掛けて、ラックを動かないように固定するものです。背の高いラックには、防災の観点から突っ張りポールの取り付けがおすすめです。
なお家具の手前側を固定しても転倒防止の効果は薄いため、角の4点、もしくは奥(壁面側)の2点で天井に固定しましょう。

つっぱりポールとラックを組み合わせたお得なセットも

書類のストックやオフィス機器など、オフィスの収納物は、家庭に比べて重量が重くなりがちです。
新しくスチールラックセットのご購入をお考えなら、つっぱりポールを組み合わせたルミナス つっぱりラック(テンションラック) シリーズの商品をご検討ください。ポールの高さは調節できますので、フレキシブルに設置が可能です。

ラックの収納物の落下防止に役立つパーツ

スチールラックが倒れなくても、ラックからモノが落ちてきたらやっぱり危険。万が一の災害に備えて、テンションポールだけでなく、収納物の落下防止用のパーツをお使いいただくことも重要です。ルミナスにはサポート柵やワイヤーバー、サイドネットなどの収納物の落下防止用パーツも豊富にあるため、用途や設置場所に合わせて追加パーツを選ぶことができます。

おわりに

地震発生時には、職場ではオフィス家具の転倒や落下、棚からの落下物やガラスの破損など、さまざまなリスクに見舞われる可能性があります。また、地震直後には大きな影響がなかったとしても、家具が転倒することでその後の避難行動や周辺への救援活動が妨げられる可能性も考えられるでしょう。
地震はいつ発生するか分かりません。地震発生時の被害を最小限に抑えるために、オフィス家具の地震対策には日頃から万全を期し、転倒・落下対策、家具設置場所の工夫、避難通路の確保などに注意を払うようにしてください。

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