キッチンのシンク下は、シンクの配水管が通ることで複雑な形をしているため、すっきり整理整頓するのが難しい場所です。それでいて毎日立つ場所の下なので、収納したいものはたくさんありますよね。今回は、観音開きタイプ、オープンタイプ、引き出しタイプの3種類をピックアップし、シンク下の収納に役立つポイントをご紹介します。
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キッチンのシンク下収納術【観音開きタイプ】
観音開きタイプとは、扉が2枚付いていて、手前に開くタイプです。
扉が固定されているため、奥に収納されているものは取り出しにくいという難点があります。ただ、シンク下の高さ・奥行きをすべて活用できるため、収納の幅は広いでしょう。
スチールラックを使用する
シンク下のスペースを有効活用するには、ラック収納で高さ・奥行きを生かす方法がおすすめです。スチールラックにバスケットやカゴを組み合わせて、扉を開いたときにものの場所が分かるようにすることが大切です。
キッチンのシンク下収納術【オープンタイプ】
オープンタイプは、扉も引き出しもなく、シンク下がフリースペースになっているものです。
掃除がしやすい上、圧迫感をなくせるという利点がありますが、置いたものが丸見えになってしまうため、収納として活用するには工夫が必要ですね。
ゴミ箱を置く
オープンタイプのシンク下は、ゴミ箱を置くスペースとして活用できます。
足でペダルを踏んで開けるふたつきタイプなら、調理中に手を使わずゴミを捨てることができて便利です。同じデザインのゴミ箱を分類用にいくつか配置すると見ためもきれいで、オープンタイプの利点を最大限生かせます。
カーテン×スチールラックを組み合わせる
収納スペースにしたいけれど目隠しが欲しい場合は、突っ張り棒をしてカーテンを取り付けましょう。カーテンのデザインを変えるだけで、気軽にキッチンの模様替えをすることができます。
カーテンの中にキャスター付きのスチールラックを置けば、オープンタイプの清潔感はそのままに取り出しやすい収納スペースにすることができます。
キッチンのシンク下収納術【引き出しタイプ】
最近のキッチンに多いといわれているのが、引き出しタイプのシンク下収納です。ものを手前から取り出す観音開きタイプに対して、引き出しタイプは上から取り出します。腰をかがめる必要がなく、楽に出し入れできます。
ファイルケースで立てて収納する
引き出しタイプは、重ねて収納すると下に入れたものが取り出しにくくなってしまいます。しかも引き出しには仕切りが付いていないため、仕分けせずにものをしまうと整理しにくいスペースになりがちです。
そこで、プラスチックのファイルケースに立てて収納することで、倒れて他のものと重なることを防げます。プラスチック製であれば洗えるため、清潔な状態を保てることもメリットです。
ラベリングする
引き出しタイプは、中のものを上から見下ろす形になるので、調味料や瓶詰などは中身が分かりにくいという難点があります。その場合は、ふたにラベリングをすることで分かりやすくなり、毎日ものを探す手間が省けます。
おわりに
キッチンのシンク下は、家事をする方にとって毎日使う大切なスペース。シンク下を快適に使いこなせれば、キッチンでの作業効率もアップできます。スチールラックやファイルケースなどを活用して、スペースを有効に使いましょう。清潔を保ちたい場所でもあるので、あまり詰め込み過ぎず、ゆとりを持った収納を心掛けると良いですね。