日頃から悩まされることが多い、本や雑誌などの収納方法。
読み終えた本を「とりあえず本棚に」と無造作に置いたまま時間が過ぎ、気付いたときには本棚に本が入りきらなくなっていた、ということはないでしょうか。
そこで今回は、本をおしゃれに、そしてすっきりと収納するアイデアをご紹介します。
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【本の整理・収納アイデア1】手持ちの本を分類
まずは、現在ある本を分類することから始めましょう。
手持ちの本を「残しておきたい本」と「読む予定のない本(不要な本)」に振り分け、不要な本は処分します。
残しておきたい本は、さらに次のような優先順位をつけて分類します。
1.お気に入りの本、使用頻度の高い本
2.日頃はあまり見ないものの、そばに置いておきたい本、飾っておきたい本
3.ほとんど読むことはないが、保管しておきたい本
一通り分類が終わった後は、本を整頓していきましょう。
お気に入りの本や使用頻度の高い本は、収納棚の目線の高さに近い段に、飾っておきたい本は見た目重視でやや高い場所に収納すると良いでしょう。保管目的の本は、段ボールなどに整理して押し入れやクローゼットなどにしまいます。
本を整頓する際は、スチールラックを活用すると便利です。本の高さに応じて棚の高さを自在に調整でき、ブックエンドディバイダーなどのパーツを駆使すれば棚の中で本が倒れることもありません。見た目にもきれいに整理整頓できます。
【本の整理・収納アイデア2】種類・高さ・色を揃える
本や雑誌は、種類によってサイズや高さ、表紙のデザインがまちまちなため、無造作に収納していくと雑然としてまとまりがなくなってしまいます。
しかし、本の種類や高さ、色を揃えれば、見た目にもすっきりした印象を演出することができます。
優先順位としては、まず「本の種類」、次に「高さ」、そして「色」の順番です。
最初に、収納したい本を単行本や文庫本、雑誌などの種類ごとに分け、次に高さ・サイズごとに、そして最後に色ごとに分けます。
背の高い本を左右どちらかの端に寄せ、そこから徐々にサイズが小さくなるように本を置いていくと、整然と収納できます。
【本の整理・収納アイデア3】余白と小物を活用
本をおしゃれに収納するための工夫として、余白と小物を活用するというアイデアがあります。隙間なくびっしりと本で埋まった本棚は、整然としてはいるものの、棚の空間に余裕がないため圧迫感を生み出してしまいます。
重厚な雰囲気が好みであればもちろんそのままで構いません。しかし、もしも「もっとゆとりを感じる方が好み」という場合は、本を収納せずに小物だけを飾る段を作る、または1つの段の3分の1程度空きスペースを作り、ブックエンドで仕切って小物を飾る等、余白と小物を活用した収納を試してみてください。
ちょうど良い小物がない場合は、表紙が美しい本で代用するのも素敵です。背表紙ではなく表紙が正面を向くよう、本棚の背に立て掛けて「見せる収納」として活用しましょう。
【本の整理・収納アイデア4】余計な書類を処分&整理
本がすっきり片付けられない原因の1つに、説明書や請求書類などの書類を一緒に収納している、ということが挙げられます。
本の間に余計な書類が挟まっていると、見た目にも美しくないばかりか、重要な書類を見つけづらいなどの弊害も考えられます。余計な種類は処分するか、押し入れやクローゼットなどにしまいましょう。
もし本棚に書類を収納したいのであれば、種類ごとに分類した後、ファイルやバインダー、ボックスに整理してから収納してください。
おわりに
収納する際のコツやアイデアを知っておけば、見た目がすっきりする上、見せる収納テクニックによっておしゃれなインテリア空間を作ることも可能です。 本をおしゃれに、そしてすっきり片付けて、自分だけの素敵な空間を演出してみてください。