憧れのオープンキッチンが手に入り、喜んだのもつかの間、気が付けばもので溢れていて人を呼べない……というお悩みはありませんか?オープンキッチンの特徴は、良くも悪くも「丸見え」なところ。
今回は、目隠し収納をうまく活用した、オープンキッチンの収納テクニックをお伝えします。
クリックできる目次
オープンキッチンの収納の悩みは?
オープンキッチンは、大きく分けて2種類のタイプがあります。キッチンが壁から離れて独立している「アイランド型」と、左右のどちらかが壁に接している「ペニンシュラ型」です。
アイランド型は壁から離れているため、広々と使える代わりに収納スペースが作りづらいという難しさがあります。ペニンシュラ型は接している方の壁面を収納に使えるメリットがありますが、キッチン自体が狭いともので溢れ、スムーズな動線を確保しにくくなってしまいます。
生活感が丸見えになる
どちらのタイプにも共通する悩みは、キッチンの状態が丸見えになることです。オープンキッチンの魅力のひとつはダイニングやリビングの様子が見えることですが、逆をいうとシンク周りやキッチン台の上が散らかっていたり、ものが置きっぱなしで生活感が隠せていなかったりした場合に、ひと目で分かってしまいます。
また、様子が見えるだけでなく、料理のにおいや生ごみのにおいまでがリビングに届いてしまうこともあります。
吊戸棚がないぶん収納が少ない
オープンキッチンには吊戸棚がない場合があります。吊戸棚がないとその分収納スペースが少ないため、じゅうぶんにものをしまえないことが難点です。ただ、吊戸棚がない代わりに、部屋を大きく見渡せるというメリットもあります。広い視界を手に入れられる分、収納は他の工夫でカバーしましょう。
収納テクニック1:スチールラック×収納ボックスで隠す
キッチン台の上に極力ものを置かないためには、スチールラックが役立ちます。
スチールラックは耐荷重があるため、電子レンジなどの電化製品を置いても安心です。
食事の際によく使う食器などは、収納ボックスに入れて隠しておきましょう。キッチンの奥にしまっておくよりも、家族が取り出しやすくなります。
収納テクニック2:目隠しカーテンで隠す
目隠しカーテンは、ラックを使用した収納に最適です。スチールラックなどのオープンラックに頻繁に使用するものを収納し、カーテンで目隠しするのがシンプルな方法。
さらにおすすめなのは、ラックにあえて何も置かない棚板を一段設けて、カーテンだけつけておくことです。そうすれば、急な来客時に隠したいものをその棚にサッと隠すことができます。ものの緊急避難場所を作っておくと、いざというときに一気に生活感をなくせて便利です。
収納テクニック3:「見せる」と「隠す」をバランスよく
しまいきれない調味料やストック食材は、瓶に移し替えて見せる収納にするのも一案です。鍋などの調理器具も同じで、収納スペースに入りきらないのであれば、いつも使う両手鍋はおしゃれな鍋にして、あえて出しっぱなしにしても良いでしょう。
フライパンや調理小物などは、吊り下げ収納もおすすめです。デザインや色をそろえることで統一感が出せるため、スタイリッシュな印象になります。
生活感のあるものは隠し、おしゃれに見せられるものは出しておくと、バランスが調整できて使いやすいオープンキッチンをキープできます。
おわりに
オープンキッチンの収納が足りない場合は、便利なスチールラックを導入してみてはいかがでしょうか。目隠しカーテンとの相性も良く、逆に見せる収納にも使えます。清潔感のあるシンプルなデザインのスチールラックは、オープンキッチンにぴったりの収納アイテムです。