インテリアを真っ白にそろえるホワイトインテリアは、清潔感あふれる空間を演出できるインテリアコーディネートの1つです。部屋を明るく、そして広く見せる効果も期待できる点が魅力です。
今回は、ホワイトインテリアで部屋をコーディネートするポイントをご紹介します。
白の色味を考えよう
一口に白といっても、青みがかった白やクリーム色に近い黄味がかった白など、その色味にはさまざまなものがあります。このようなさまざまな白の色味を利用すれば、ホワイトインテリアに深みを持たせることができるでしょう。
例えば、家具には青みがかった白を、カーテンやラグにはクリーム色に近い白を、ソファやベッドカバーにはアイボリーを、といったように、カテゴリーごとにどのような色味の白を選ぶか決めておくことをおすすめします。家具が全て異なる色味だと、ちぐはぐな印象になってしまうためです。
シンプルモダンなホワイトインテリアの場合は、青みがかった白を多めに取り入れてみてはいかがでしょうか。青みがかった白は、クリーム色に近い白やアイボリーに比べ、無機質な印象を与えます。
「現代的な」という意味を持つ「モダン」にも合いやすいでしょう。
ホワイトインテリアに合う白家具の選び方
家具の素材は、木材や金属、プラスチックなど多種多彩です。素材も部屋の印象を決める要素になるため、色味と合わせて家具選びの参考にすることをおすすめします。
シンプルモダンなホワイトインテリアを目指す場合、木材の家具ならナチュラルな雰囲気の出やすい無垢材ではなく、合板や集成材のもの、鏡面加工の施されたものが良いでしょう。金属製の家具はメタリックなカラーのものや黒が思い浮かぶ方も多いと思いますが、白くペイントされたスチール製の家具もあるため、そのような家具を選びましょう。
雑貨は白でなくてもOK
シンプルモダンなホワイトインテリアでは、あまり雑貨を置きすぎないように注意してください。せっかくホワイトで統一してシンプルにまとめた部屋が、雑多な印象になることがあるためです。ホワイトインテリアが持つ明るさや清潔感を損なってしまうかもしれません。
なお、雑貨の場合は全て白にする必要はありません。アクセントとして多少色のあるものや黒を入れても良いでしょう。濃い色や黒を入れると空間を引き締めてくれますし、淡い色を入れるとやさしい雰囲気を演出できます。
テレビやオーディオ機器に黒いものを選ぶ、壁に飾るポスターやタペストリーに色の入ったものを入れるというのもおすすめです。どのような色を入れるかで、自分なりのホワイトインテリアを実現できるでしょう。
ただし、色のあるものを置きすぎるとホワイトインテリアから離れてしまいます。
あくまで主役は白だということを忘れないように気を付けてください。
シンプルモダンなホワイトインテリアの場合は、青みがかった白を多めに取り入れてみてはいかがでしょうか。青みがかった白は、クリーム色に近い白やアイボリーに比べ、無機質な印象を与えます。
「現代的な」という意味を持つ「モダン」にも合いやすいでしょう。