本が好きな方の中には、できれば購入した本を捨てたくないけれど、収納に困っているという方もいるでしょう。本棚の限界と向き合うことは本好きの宿命とはいえ、現実に増える本はいつかどうにかしなければなりません。もう読まない本は惜しみつつも処分するとして、本棚に積み上げていく以外にもっと良い本の収納方法はないのでしょうか?
今回は、ラックを活用した本の収納方法について考えてみました。インテリアの一部になるようなすてきな収納をご紹介します。
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本の収納アイデア1:ラックの棚板ごとに本を分類しよう
本を収納するためのラックは自由度が高いもの、棚板の高さを変えられるタイプがおすすめです。棚板の高さを変えることで、無駄なスペースがなくなるため、一冊でも多くの本が収納できます!
スッキリ収納するために本の処分を検討する場合は、ラックの棚板ごとに本を分類して整理してみましょう。
「よく読む本」「たまに読む本・飾っておきたい本」「ほとんど読まないけれど捨てたくない本」という分類で、当てはまらない本から処分を検討してみてはいかがでしょうか。本がどんどん増えるのを意識して防げるようになります。
本の収納アイデア2:見せる収納で圧迫感を減らそう
カラフルな背表紙が詰まった本棚は、部屋の空間に圧迫感をもたらすことも。
本が好きだけどインテリアをスッキリ整えたいという方には、ラックを活用した見せる収納がおすすめです。
本の種類・色・高さをそろえる
まずは文庫本、単行本などで種類分けをし、色と高さをそろえてラックに並べてみましょう。それだけでもスッキリしますが、文庫本はカバーを外して並べると、美しい見た目になります。カバーはプラケースなどにしまって別の場所に保管しておけば、日焼けも気になりません。
お気に入りの本は表紙をディスプレイする
きれいな表紙の絵本や雑誌などは、思いきって表紙を見せて飾ってみましょう。ショップのような雰囲気で、おしゃれ度がUP!時々飾る本を変えて、いつでも新鮮さを保つのがコツです。
L字型に木材をDIYしたものやイーゼルなどを利用すれば、本を立てて飾ることが可能です。
本の収納アイデア3:ラック+収納アイテムでスッキリ
本が多いために圧迫感のある本棚になってしまい、部屋の配置に困っている……という方は、自由度が高いスチールラックを活用してはいかがでしょうか。
スチールラックはシンプルな構造のため、圧迫感を減らしてスッキリと見せてくれます。本棚としてだけでなく、後から別の収納棚として使用できる点も魅力です。
雑誌はファイルボックスに立てて収納
増える雑誌の収納には、ファイルボックスや大きめのバスケットを活用すると見た目がスッキリします。積んでしまうよりも、立ててしまった方が取り出しやすく、整理された状態を持続させやすいでしょう。
ファイルボックスの中のスペースが余ったら、ブックエンドを利用すると雑誌の形を崩さず保てます。重たいので、ラックの下段に収納するのが◎!
よく読む本はバスケットに収納
いつでも読みたいお気に入りの本や読みかけの本は、バスケットに入れてラック上段の手が届きやすい場所に置いてみましょう。
ついテーブルやソファに読みかけの本を置きっぱなしにしがちの方は、この方法だと部屋が散らかるのを防げます。持ち手が付いたバスケットなら移動も楽で、リビングや寝室などいつでも近くに置いておけます。しおりやお気に入りのブックカバーを一緒に入れておくとなお良いですね!
おわりに
どんどん増える本の収納は、さまざまな悩みがつきものです。シンプルなスチールラックを活用してスッキリ収納を目指してみてはいかがでしょうか。すべての本を同じように並べるのではなく、ファイルボックス、バスケットなどの収納アイテムを活用したり飾ったりしながら、本がインテリアの重荷にならないように工夫しましょう!