知ると安心 ラックのぐらつき防止策

組み立てるときのコツとは

スチールラックは、ポールにスリーブといわれる接続パーツを取り付け、棚（シェルフ）の四隅にあるリング部分を、そのスリーブに差し込むことで棚を固定させます。ただ、差し込みが甘い場合や、四隅それぞれのはまり具合が違うことで棚が水平にならず、ぐらつきが生じることがあります。
スチールラックのぐらつきを防ぐためには、まず棚をしっかりスリーブに差し込むことが大切です。手で押し込むことが難しい場合は、当て布を使用しながらゴムハンマーで叩いて固定させることもおすすめしています。

土台をしっかり、足元パーツに注目

ルミナスのスチールラックは、アジャスターと呼ばれる足元パーツが付属します。スチールラックに必要なパーツが揃った本体セット品はもちろん、単体のポールにも標準でアジャスターがセットされています。（延長用のポールには付属していません）
ラック自体をしっかり組み立てることも必要ですが、設置する地面・床の環境によってもぐらつきが生じるため、必要に応じて四隅のアジャスターを調整することも大切です。

さらに、ルミナスのパーツには、より高い安定感をアップさせるための「円形アジャスター」と呼ばれる足元パーツがあります。地面・床に設置する面は直径が約5.5cmと、通常のアジャスターに比べて非常に大きい点が特徴です。
非常に人気のパーツなため、品揃えも豊富で、ポール径25ｍｍ用のクロームメッキタイプ、ノワールシリーズに最適なブラックタイプ、ポール径19mmのライトシリーズ用を揃えています。（ポール径19mm用は、直径が約4cm）

工事不要、賃貸でも使える天井つっぱりポール

スチールラックのぐらつき防止には、足元だけでなく天井への“つっぱり”も非常に有効です。ルミナスでは、賃貸住宅でも使える天井つっぱり式のポール（テンションポール）を、さまざまな天井の高さに合わせて用意しています。
なお、天井つっぱり式のポールを使用する際、より安定感をアップさせるために、ルミナスでは先にご紹介した“円形アジャスター”との併用での使用を推奨しています。
壁に穴を開けたりする必要もないので、賃貸住宅や傷をつけたくない場所でも使える点もポイントです。

天井つっぱりポールの取り付け方

STEP １ 必要な天井つっぱり式のポールを準備する

STEP ２ 必要な枚数の棚（シェルフ）を取り付ける

STEP ３ 天井つっぱり式のポールを接続する

STEP ４ 天井まで押し当て部分を伸ばす

STEP ５ 押し当てたポールをしっかり固定する

STEP ６ アジャスターを回して締めつける

STEP ７ 必要に応じてネジ止めをする

ルミナスの天井つっぱり式のポールには、他の仕様で天井につっぱるタイプの商品もあります。それぞれ、仕様を確認の上、取り付け作業を行ってください。

＼設置する場所の天井高に合わせて選んでください／

ポール径25mm レギュラー・スリムシリーズ専用

ポール径19mm ライトシリーズ専用

ポール径25mm ノワールシリーズ専用

ポール径25mm ラテシリーズ専用

ぐらつきを抑えて高さを活かした収納力を

日本は地震が多く、高さのある収納は不安になる方もいるかもしれません。今回紹介した、ぐらつきを軽減する工夫やパーツを活用することで、倒れにくく地震対策・転倒防止にもなるスチールラックを作ることが可能です。
天井までの高さを活かしたスチールラックで、収納力アップを目指しましょう。